ヴィクトリアズ・シークレットもセクシーからスポーツウェアへ

米若者の最人気ブランドにナイキ、ビクトリアズ・シークレット-調査
出版社コンデナストと米ゴールドマン・サックス・グループがまとめた調査報告によると、若者に最も人気がある上位3ブランドはランジェリー販売のビクトリアズ・シークレット、化粧品チェーン店のセフォラ、スポーツ用品のナイキだった。いずれのブランドもオンラインでのプレゼンスが貢献した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-04-19/OONRAR6VDKHV01

ヴィクトリアズ・シークレットはご存知でしょうか?
エンジェルと呼ばれるスーパーモデルを下着モデルとして起用している海外ランジェリーブランドですね。
日本でも数年前から知られる様になりましたが、ヴィクトリアズ・シークレットは従来セクシーファッションブランドとして君臨していました。
しかしながらセクシーでは売れなくなっており、世界的に人気となっているスポーツウェア系のファッションブランドへと転換中です。
日本でもスポーツウェア系デザインが人気となっていますが、各メーカーは出遅れており、最近ようやく参画しておりヴィクトリアズ・シークレットと似たような展開ですね。
実はヴィクトリアズ・シークレットは以前スポーツ系を販売したコトがあったのですが即撤退しています。
以前ヨガパンツに関する投稿で機能性が大事と書きましたよね?
セレブも好むヨガパンツ、シームレスショーツと合わせてスポーツ系ファッションが人気でオススメの季節
そうなんです、デザインよりも機能性を重視した方が良いのです。
例えばスポーツブラでデザインを重視すると逆に動き難くなったり、装飾部分が臭ったり、スポーツブラを買う意味がなくなってしまいます。後はワイヤーブラが廃れてきた事も理由の一つかなぁ。ですから上記ページでも書いた様に素材が重要なのですね。
もちろんスポーツ用品メーカーは目的が最初からソレですから各下着メーカーが追いつく事は難しい。とは言え最近は徐々に一般的に浸透してきてはいます。
前述のヴィクシー公式サイトにもスポーツブラのコンテンツが有る程です。トップページにもヴィクトリアズスポーツと大々的にPRしています。
ヴィクシーの報道と言えばファッションショーが主で派手なイメージが有りますが、実際にはモデルのエンジェル達も普段はスポーツ系とコメントをしていたりして中々面白いですね。
その甲斐あってか冒頭の記事で、ゴールドマン・サックス・グループと米コンデナスト社が調査したミレニアル世代となる20~35歳女性が最も好きなブランドランキングで圧倒的1位となっています。8位にはスケスケヨガパンツで大批判となったルルレモンが入っていますね・・・
ま、まぁ2位のナイキも含めてスポーツ系が人気となっている事は分かると思います。
フォーブスにも昨年ヴィクシーがスポーツ系に参画した事が報道されていますが、これは面白い記事ですね。
ヴィクトリアズ・シークレットがアスリージャーに進出、「遅すぎ」の声も
https://forbesjapan.com/articles/detail/13649
かなり鋭い分析記事で、凄い事が書かれています。
普段着としても有用なスポーツウェアであるアスリージャーは確かに人気では有るが徐々にそのブームは去りつつ有る。
トレンドは既にアスリージャーからストリートニックに移行しているとルルレモンのチップ・ウィルソンCEOのコメントが掲載されています。
ストリートニックと言うのはアスレチックでテクニカルの事を指している様で、デザイン重視から機能性を重視と言うことですが・・・ルルレモンが言うとは・・・
更にこんな記事も。
ヴィクトリアズ・シークレット、「プッシュアップブラ」からの転換に苦戦
https://forbesjapan.com/articles/detail/14137
Lブランズはヴィクシーの親会社ですが、昨年10月時点では業績見通しが悪くプッシュアップブラからブラレットに移行するのが遅いと書かれています。ブラレット?読むとワイヤーが無いブラの事だそうで一つ賢くなりました。
好調なスポーツ系の利益が他の部門の不調で無くなっていると書かれており、女性の購買習慣の変化に気付かずにプッシュアップブラを推したせいで、ヨガウェアブランドのルルレモンや、ナイキ、アンダーアーマーなどのアスリート・ブランドに客を取られたと分析しています。
ストリートニックやブラレットが今後の鍵になる事が予測されていますが、前述の20~35歳女性が最も好きなブランドで圧倒的1位となっても、安泰では無いと言う事ですね。
3位のナイキは言わずもがな、4位のコーチが5位のケイト・スペードを買収する事が発表されており、ケイト・スペードのスポーツ系を自身のブランドラインに取り入れる事が予想されます。
6位のマイケル・コースもスポーツ系が強いのはご存知の通りで、8位はルルレモン。
よくよく見るとランキングにセフォラ、アルタ、DSW、ノードストーム以外は全てスポーツ系に注力しているブランドが入っている・・・これは凄い事になっていますね・・・
何度か書いている通り、日本でも始まっていますから、これは来ますね。